鑑定例サンプル

今までに受けた鑑定依頼をごく一部ですがご紹介いたします。ご覧になりたい鑑定をお選びください。

  • 人生(個人鑑定例)
  • 家族(個人鑑定例)
  • 仕事(個人鑑定例)
  • 相性(相性鑑定例)

人生(個人鑑定例)

鑑定例 : 1981.9.25 女性  辛酉年、丁酉月、丙午日生

現在27才。仕事に恋愛、すべてに不安があるということです。
この方の宿命のポイントは、まず日干支が丙午であるということです。日干支はその人自身を表します。そして丙午は六十ある干支の中で壬子と並んで最身強と言われています。
日干支丙午の人の特徴は、強烈な存在感を持ち、周囲の人に多くの影響を与え、何をやっても目立つ人です。これだけ強い宿命ですから肉親に及ぼす影響も大きく、肉親との縁も薄くなります。丙午の人はなるべく早く親元を離れる方がご自分に対しても、肉親に対してもより良い生き方だと思われます。実際にこの方も18才で一人暮らしを始め、今も一人暮らしです。
そして次のポイントは、陰占でみると、火性と金性しかなく、しかもそれが3対3であるということです。火剋金と金性を剋していますが、この金性もなかなか強く、それを陽占でみてもなかなか葛藤の強い宿命となっています。それだけに考えることも多いわけですが、現実の星である司禄星を3つと石門星があり、石門星が才能の星となりますが、その通干星として調舒星が家庭の場所にあります。表向き、つまり社会に出れば、後腐れなくスパッと物事を決められますが、いざ家に帰ると、あれで良かったのかとうじうじと悩むことが多く、そのギャップが大きいが故にいろいろと不安が生じているのではと思われます。
司禄星は堅実な星です。金銭感覚もしっかりしており、丙午のエネルギーでバリバリ仕事をしなければ宿命は活かされません。女性であっても家庭には納まらず、社会で活躍する宿命です。
恋愛に関しては、常に異性が現れやすい宿命です。ただし、強い宿命ですから、誰でも合うというわけではありません。まず天将星を持っている方が第一条件です。できれば年の離れた方だとか、国籍の違う異文化の方のほうが良いでしょう。
この方にとっての守護神は壬(水性)と甲(木性)ですが、宿命にはありません。後天運でみると、45才からの20年間が天干水性、地支木性の大運です。ただしこの20年は天中殺でもありますが、仕事の星が廻ってくる大運なので、丙午のパワーを使えば、仕事が充実して飛躍的に伸びる時期でもあります。しかし天中殺の20年なので、ご本人にとっては満足のいく結果にはなりにくいと思われます。
いずれにせよ、このような強い宿命を持って生れた方はなかなか満足が得られず、気持のどこかでもやもやした何かが常にあると思われますが、まずは仕事に全力を注ぐことをお勧めします。多少の向かい風の中を突き進むくらいの方がエネルギーも消化され、宿命のバランスもとれやすくなります。

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家族(個人鑑定例)

鑑定例 : 1972.7.13 女性  壬子年、丁未月、乙巳日生

この方の人生は波乱万丈です。幼少の頃からご両親のもめ事が多く、お父様が家を出て、手に職があるお母様が父親代わりをされていたそうです。
この方の宿命をみると、年干支が壬子、月干支が丁未です。この方にとって母は壬です。そしてこの壬は父の場所にいます。壬の配偶者は丁です。丁は家系・子供の場所にいます。そしてお互いの地支が子と未で蹴り合っている状態です。お父様が追い出されるような形ですが、この丁もエネルギーが強いため、家を出ても生きていけます。
後天運でみると、大運第1旬と年干支が強烈な水火の激突です。年干支は両親の場所でもあります。そして陽占でみても水火の激突が強い宿命です。そこに第1旬の激しさも加わり一生のものとなります。神経の休まることが少ない一生です。
大運第4旬の33才からそれまでの環境は大きく変わります。それまでもいろいろな経験をされたそうですが、33才で結婚されました。相手の方は、年下でバツイチ、子持ち、そして相手のご両親との同居です。33才というこの年は乙酉年です。この方にとって配偶者が現れやすい年です。もともと配偶者の場所に配偶者がいる形ですから、結婚をするということに関してはチャンスの時です。
33才からの20年間は天中殺ですが、守護神も廻っています。こんな時期の結婚ですが、算命学的には不完全な結婚の形ですから、さほど影響はないと思われます。そして先妻の子供とはいえこの方にとってこの子供は守護神になります。現にわが子のように大切に育てられています。大家族の中、様々な葛藤もありながら日々忙しく暮らしておられます。
この20年は精神の星が廻りながら、とてもエネルギーの強い星も廻っています。それを消化するには、この家族の一員として、心身ともにいろいろな経験を積み重ねていくことが今後の人生に大いに役立つと思われます。

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仕事(個人鑑定例)

鑑定例 : 1985.6.16 女性  乙丑年、壬午月、丙戌日生

この方は現在一人暮らしで、医療関係の専門職に就かれています。一人暮らしとはいえ勤め先は実家と同じ市内です。
今年(2008年)に入り6~7月頃からもう少し親元を離れ都会で働いてみたいという気持ちがフツフツと湧いてきたようです。上司にも相談してアドバイスは頂いたようです。
この方の宿命の特徴は宿命中殺が2つあることです。特に生まれた月が天中殺というのは社会性や仕事に特徴が表れます。陽占でみるとそこにトップの星である天将星もあります。この星は消化するだけでも大変な星です。そして、現実的には堅実や安定を求めながら、精神の葛藤は激しく、なかなか現状に満足はできません。
現在23才。仕事に慣れてきた頃です。この方の宿命では今の職場は満足できないでしょう。その気持ちが天中殺の月である6月7月に一気に噴き出してきたようです。国家資格を有する仕事ですから、どこへ行っても通用します。この方にはもっとハードな職場の方が今よりは満足を得られるでしょう。
今の大運は龍高星です。この星は常に変化を求める星です。そして今年は子年です。ご自分の気持ちを整理して現実の仕事の場所が融合する年です。つまり仕事の巡り合い、そしてそれが落ち着く年でもあります。そういう意味では今年はチャンスの年です。

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相性(相性鑑定例)

鑑定例 : 1960.9.29 男性  庚子年、乙酉月、庚申日生
1966.1.25 女性  乙巳年、己丑月、甲申日生

このカップルは結婚していませんし、結婚する意志もないようですが、できれば現状維持のままでいたいということです。
このお二人の相性は普通です。良すぎることもなく、悪くもなく、お互いに多くを求めなければ維持できるでしょう。
運勢的には、お互いが守護神同志で精神的に助け合える関係であり、現実的にもウマが合うような関係です。お二人とも異性にもてます。特に男性の方は女性に対してマメです。それを承知の上で何事も大目に見てあげられる余裕が大切です。またこの男性は、金性一気格一点破格というスケールの大きい宿命です。それに加え宿命中殺もあるため、女性にとっては理解できない事もあると思われますが、深く追求しないことです。
性格的には、合うところもあれば合わないところもあるといったごく普通の相性です。女性の方が堅実でおだやかな性格です。平和な時にその良さは出ます。しかし男性は動乱に強く、何か物事が変わる時にその良さを発揮します。女性にとってはストレスが溜まる時かもしれません。ストレスをうまく発散することが長続きの秘訣でしょう。

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仙上真也

仙上 真也(Senjo Maya)

さらに詳しいプロフィールはこちら

花園大学史学科仏教史学専攻。民間のシンクタンクで研究員として勤務をしていた頃に算命学と出合う。
中国占星術学校朱学院で算命学の基礎から学び、5年で『歳位』を取得。鑑定歴は十数年。他執筆もあり。

算命学「歳位」仙上ブログ